他國の內政に干渉しないことは調和の取れた世界を構築するための必要條件となる
李肇星外交部部長は中國國際放送局の記者の質問に答えた際、「いかなる國が他の國の內政に干渉してはならない。事実、互いに尊重し、相手の國の內政に干渉しないことは、調和の取れた社會、ひいては調和の取れた世界を構築するための必要條件である」と語った。
李部長によると、「國連憲章」は「他國の內政に干渉しない」という國際準則を樹立した。同憲章によると、たとえ世界最大の政府間國際機構の國連にしても、メンバー國の國內事務に干渉してはならない。
胡錦濤主席をはじめとする中國政府は、「調和の取れた社會、調和の取れた世界を構築する」ことを提唱し、中國は「平和的な発展、調和の取れた発展、科學的発展、持続可能な発展」のやり方を堅持している。これは、時代の流れに合致するものであり、人々の願いと利益に合致することでもある。
中國の外交活動は(1)國々の平和共存、平等的な地位で他國との付き合い、互いにメリットとなるための協力、共同発展を促すこと。(2)隣國と仲良くすること、相互信頼、対話などの外交的手段を通じての紛爭解決、共同的かつ持続的な安全を目指すこと。(3)さまざまな文明の間で交流を行い、その他の文明の得失をいましめとすることを促すこと。(4)省エネ型、環境にやさしい社會を構築し、これらの分野で他國との協力を強化することーーなどをめぐって展開されているものである。
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