間もなく開催される第11期全國人民代表大會(全人代)第1回會議で、全國35の選挙単位により選出された第11期全人代代表2987人が、顔ぶれを一新して中國の政治舞臺に登場する。
第10期全人代常務委員會で28日に確認された代表名簿からは、その構成がさらに改善され、一層の広範性と代表性を備えていることがわかる。
代表2987人のうち、少數民族の代表は411人で全體の13.76%。各少數民族の代表が揃い、人口の特に少ない少數民族でも最低1人の代表を輩出していることが注目される。西蔵(チベット)の喜馬拉雅(ヒマラヤ)山脈南麓に代々暮らす人口3000人足らずの珞巴(ロッバ)族からも代表1人が選出されている。
このほか帰國華僑からは35人、香港特別行政區からは36人、澳門(マカオ)特別行政區からは12人、臺灣省からは13人の代表が選出されている。
「人民網日本語版」2008年2月29日