第11期全人大代表の鮮明な特徴の1つは、省級政府部門の指導幹部の割合が大幅に減少したことだ。全代表に占める省級政府指導幹部の割合は前期より3分の1減少している。これは「代表構成の一層の改善」に関する中央の要求がもたらした新たな現象だ。
各級の人民代表大會では、省級政府部門の指導幹部が高い割合を占める狀態が長年続いてきた。専門家はこれには歴史的原因があると指摘する。省級政府部門指導幹部の割合が大幅に減少するに伴い、社會の末端の大衆の割合が相応に増加し、人民大衆の心の聲がより多く屆き、民意をより良く吸い上げることができるようになるだろう。
「人民網日本語版」2008年2月29日