有人宇宙船「神舟」の総設(shè)計士でもある全國政治協(xié)商會議の戚発軔委員は3日、北京で、中國は2016年までに、宇宙実験室を開発して打ち上げ、宇宙飛行士が空間ステーションに中期的に駐留するなどのキーテクノロジーを掌握し、その成果の獲得を目指すと共に、一定規(guī)模の宇宙応用試験を展開していくと表明した。
戚発軔氏はまた、「この宇宙実験室では、海外との協(xié)力プロジェクトも含めて、バイオ、マテリアル、天文などの各種実験が行なわれる予定だ」と明らかにした上、実験室が完成した後は、中國はより多くの國と科學(xué)実験プロジェクトで協(xié)力し、マカオ?香港地區(qū)を含めた海外の科學(xué)者、宇宙飛行士の參加も視野に入れていると話した。
宇宙実験室は中國の有人宇宙飛行プロジェクトの第二フェーズとして、中國の宇宙ステーション設(shè)置に技術(shù)的サポートを提供するものである。第一フェーズはすなわち有人宇宙飛行で、すでに神州五號、神州六號の有人宇宙船によって実現(xiàn)されましたが、今年の下半期には、初の無人宇宙モジュール「天宮一號」が打ち上げられ、2012年までにドッキング実験を完了するという重要なミッションを擔(dān)っているということである。
「中國國際放送局 日本語部」より2011年3月3日