全國政治協商會議委員、宇宙船「神舟」最初の総設計士の戚発ジン氏は1日、2020年頃の完成を予定している中國の宇宙ステーションはコアモジュール、結合部、実験機、有人宇宙飛行船、物資輸送機などで構成されることを明らかにした。
中國の宇宙ステーション建設は、2020年までに次世代の大型キャリアロケットを使ってコアモジュールを宇宙に飛ばした後、その他の構成要素を順に宇宙に送り込むという。打ち上げの時期はまだ決定していない。
中國の有人宇宙飛行プロジェクトを3段階で実施する戦略によると、第1段階は有人宇宙飛行船の任務を行い、複數の宇宙飛行士を乗せた長期飛行、安全な帰還、正確な著地を実現する。神舟5號と神舟6號はすでにこの任務を成功させている。第2段階は現在宇宙で使用中の「天宮1號」、第3段階は宇宙ステーションの任務。