外交部の劉建超報道官は28日の記者會見で、日本の天皇がこのほどサイパンで戦死者を慰霊したことについて、記者からの質問に答えた。
日本の天皇がこのほどサイパンで、第2次大戦で戦死した日本兵士を慰霊し、韓國人兵士にも慰霊した。中國はこの行動を日本の関係改善への積極的な態度表明とみるか、やはり小泉首相の靖國神社參拝問題に注目するか。
われわれは関連の報道に注目している。われわれは、この行動が歴史問題への正しい認識に基づいているべきであり、歴史問題に責任を持つ態度に基づいているべきだと考える。日本は中國を含むアジア諸國の國民感情を重視し、関連の問題を適切に処理し、歴史問題についての歴史を反省し、歴史事実を尊重するという約束を慎重に守るべきだと考える。
「人民網日本語版」2005年6月29日