サウジアラビアを訪問中の胡錦濤國家主席は23日、リヤドでスルタン皇太子、諮問評議會のハメイド議長とそれぞれ會談した。
スルタン皇太子との會談で、胡錦濤主席は「サウジアラビアは中東灣岸地域の重要な國であり、地域の平和と安定を維持し、アラブ諸國の団結を促進させ、灣岸地域の一體化建設を促すため大きく寄與した。中國はサウジアラビアとの戦略的な協力関係を強化し、政治交流と相互信頼を強化し、互恵協力、共同発展、相互尊重を強めていく」と述べた。
これに対し、スルタン皇太子は「サウジアラビアと中國國民は平和を愛し、両國の関係は國家関係の手本だ。経済や貿易、科學技術などの分野における両國の協力を絶えず強化させていきたい」と述べた。
ハメイド議長との會談で、胡錦濤主席は「中華民族とアラブ民族は悠久な歴史と燦爛たる文明を持っている。さまざまな形による対話と交流を通じて、両國関係を促し、人類文明の進歩及び、協調の取れた世界を建設するために新しく寄與すべきだ」と述べた。
これに対し、ハメイド議長は「サウジアラビアは中國と強固な関係を結び、異なる文明の交流を推進させ、睦まじい世界をつくるために積極的に努力することを希望する」と述べた。
「CRI」より2006/04/24