外交部の定例會見で4日午後、姜瑜報道官が記者の質問に答えた。
――報道によると、米側は米國防総省のネットワークを攻撃した「ハッカー」は中國人民解放軍との見方を表明した。中國が外國政府のネットワークへの攻撃で非難されるのはこれで2回目だが、コメントは。
最初の問題に関してだが、中國政府は「ハッカー」行為を含め、コンピュータネットワークを破壊するいかなる犯罪活動にも一貫して反対し、また法に基づき取締りを行っている。中米両國が建設的協力関係の発展に盡力し、中米両軍の関係が良好な発展基調にあるという大局の下にありながら、いわれなく中國を非難し、中國軍が米國防総省にネットワーク攻撃を仕掛けたと出鱈目を公言する人間がいるが、これは事実無根であり、また冷戦思考の現れである。
「ハッカー」攻撃は國際的な問題であり、中國も常に「ハッカー」攻撃を受けている。ネットワーク犯罪の取締り面で、米國を含む各國との協力を強化していきたい。
「人民網日本語版」2007年9月5日