中國外交部の姜瑜報道官は13日北京での記者會見で、「アメリカ側が、その実際行動で臺灣問題で中國側に示した約束を厳守し、中國側と共に、臺灣海峽情勢の安定と中米関係の大局を維持していくよう中國側は期待している」と述べた。
アメリカ國務省のトーマス?クリステン?センアジア太平洋問題擔當次官補は11日、アメリカ政府はこれまで一つの中國の政策を堅持しており、中米間の三つの共同コミュニケの主旨を守り、臺灣當局による國連加盟のための住民投票の実施に反対すると表明したが、これを受けて姜瑜報道官は、「世界には一つの中國しかなく、臺灣は中國の切り離すことのできない一部分であり、中華人民共和國は全中國を代表できる唯一の合法的政府である。これは國際社會の共同の認識であり、國連の2758號決議で確認され、疑うことのできない事実である」と述べた。
「中國國際放送局 日本語部」 2007年9月14日