國務院臺灣事務弁公室の楊毅報道官は31日の定例會見で、胡錦濤総書記が中國共産黨の第17回黨大會における報告で、今後の一時期の対臺灣工作の指導思想と全體要求を提示するとともに、大陸部と臺灣関係の重大な問題に対する主張を詳細に述べたことを明らかにした。
楊報道官によると、第17回黨大會で示された対臺灣工作の指導思想と全體要求とは、「平和統(tǒng)一、1國2制度」の方針と現(xiàn)段階の大陸部?臺灣関係の発展に従い、祖國平和統(tǒng)一のプロセスに関する8項目の主張を推進し、「1つの中國」原則の堅持を斷じて揺るがせず、平和統(tǒng)一を勝ち取る努力を斷じて放棄せず、臺灣人民に希望を託す方針の貫徹を斷じて変えず、「臺灣獨立」分裂活動への反対を斷じて妥協(xié)せず、大陸部?臺灣関係の平和発展の命題を堅固に捉え、大陸部?臺灣同胞の幸福と臺灣海峽地區(qū)の平和を誠実に図るため、國家主権と領土保全を守り、中華民族の根本利益を守ること。
また、黨大會報告で詳細に論じられた大陸部?臺灣関係の重大な問題に対する主張は、主として次の3點に現(xiàn)されている。
第1、「1つの中國」原則を終始変わらず堅持し、大陸部?臺灣関係の平和発展を促進する。黨大會報告は「『1つの中國』原則を堅持することは、大陸部?臺灣関係の平和発展の政治的基礎だ」と強調している。「1つの中國」原則は、動揺を許さぬ事実と法理上の基礎を備えている。
第2、無數(shù)の臺灣同胞と誠心誠意団結し、中華民族の偉大な復興を実現(xiàn)するため共に努力する。黨大會報告は「13億大陸同胞と2300萬臺灣同胞は血の繋がった運命共同體だ」と指摘している。大陸部?臺灣関係の平和発展の方向への発展を引き続き推進することは、大陸部?臺灣同胞の共通の願いと利益の在処である。
第3、いかなる形の「臺灣獨立」分裂活動にも斷固反対し、國家主権と領土保全を守る。黨大會報告は「中國の主権と領土の保全に関わるいかなる問題も、臺灣同胞を含む全中國人民により共同決定されなければならない」と指摘している。現(xiàn)在、「臺灣獨立」分裂勢力は分裂活動に拍車をかけ、大陸部?臺灣関係の平和発展を深刻に脅かしている。大陸部?臺灣同胞は「臺灣獨立」分裂活動に共に反対し、これを抑え込まなければならない。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2007年11月1日