中國の胡錦濤國家主席は4日北京で、「両岸関係の平和と発展というテーマをしっかりとつかんで、真摯に両岸同胞に福祉をもたらし、両岸の平和を守らなければならない。それが國家主権と領土の維持、中華民族の根本的利益の維持につながる」と述べた。
これは、胡錦濤國家主席が第11期全國政治協商會議の年度會議に參加した中國國民黨革命委員會、臺灣民主自治同盟などの委員たちと會談した際、明らかにしたものである。
その中で、胡錦濤國家主席は「臺灣のいかなる政黨でも、海峽両岸が一つの中國に屬するということを認めれば、我々は彼らと対話し、交渉を行う。また、交渉の地位は平等で、すべての內容を協議できる。臺灣獨立勢力の分裂活動は中華民族の國家統一を維持する意志に背き、必ず失敗に終わるに違いない。我々は臺灣獨立勢力の分裂活動に反対し、絶対に妥協しない」と指摘した。
「中國國際放送局 日本語版」より 2008年3月5日