海峽両岸関係協會(海協會)の鄭立中?常務副會長と李炳才?駐會副會長は27日、臺灣の海峽交流基金會(海基會)の高孔廉?副董事長兼秘書長と深センで會談し、海協會の陳雲林?會長の臺灣訪問について協議した。
鄭常務副會長は「陳雲林會長をトップとする代表団の臺灣訪問は、今年6月の江丙坤董事長による大陸訪問への答禮訪問であり、両會協議の制度化に必要な措置であり、両岸の協議プロセスの推進、両岸の経済協力の強化、両岸住民の幸福の増進、両岸関係の維持と発展にとって重要な意義を持つ。この件をうまく行うことは雙方の責務だ。」と指摘した。
雙方は海協會の代表団が11月3日から7日まで臺灣を訪問することを決定した。両會は臺北で第2回指導者會談や実務的な話し合いを持ち、両岸の直行海運、貨物チャーター便、平日チャーター便、新たな雙方向の直行航空路線、郵便協力、食の安全などの問題の解決について、意見の一致を目指し、合意文書を締結する。また、最近の世界的な金融危機が両岸の経済発展にもたらした複雑要因や厳しい試練に鑑み、専門家による座談會を開き、協力を強化して試練に対応するための方策を検討するほか、次回の協議に向けて準備を行う。
臺灣當局の警備部門の責任者である蔡朝明氏は27日、陳會長の訪臺について、「水も漏らさぬ」警備體制を約束した。臺灣の王卓鈞「警政署長」も同日午後、延べ7000人の警官を出動して陳會長一行の安全を守ると表明した。 「人民網日本語版」2008年10月28日 |