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人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「臨海樓」より
米國の第44代大統(tǒng)領(lǐng)にオバマ氏が20日、正式に就任した。花束や拍手で盛大に祝われた新大統(tǒng)領(lǐng)だが、今後は內(nèi)外の厳しい試練に直面していくことになりそうだ。
オバマ大統(tǒng)領(lǐng)への支持が一気に高まったきっかけの一つは、米國全土を席巻している金融危機(jī)対応への期待だ。金融危機(jī)は米國経済を衰退させ、08年12月だけで50萬人の失業(yè)者が出た。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は就任直後から、経済の衰退をいかに食い止めるかという大きな試練に直面する。オバマ氏は民主黨議員との話し合いを通じ、8250億ドルの景気対策案を打ち出した。この案によると、橋梁?道路の建設(shè)やエネルギー効率の向上、インフラの改善などに數(shù)千億ドルが投資され、雇用の創(chuàng)出と経済発展の基礎(chǔ)固めがはかられる。オバマ氏は400萬人の雇用創(chuàng)出を公約している。さらに個(gè)人と企業(yè)の減稅のために2750億ドルを支出し、人々の購買欲を高めていく計(jì)畫だ。だがブッシュ前大統(tǒng)領(lǐng)の市場救済政策はあまり効果が上がっておらず、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の巨額の政策が功を奏すかは今後も注意深く見守っていく必要がある。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)自身も、経済がいつ頃から回復(fù)に向かうかとの質(zhì)問に対し、「（未來を予測する）水晶球を持っているわけではない」として明言を避けた。
國外の問題はまず、2つの「テロとの戦い」でいかに勝利を収めるかだ。「16カ月以內(nèi)にイラクから軍隊(duì)を撤退させる」というオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の公約を?qū)g現(xiàn)するのはそれほど難しくはない。イラク情勢は確かに好転しており、米軍撤退に有利な條件が整いつつある。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の主要課題はイラクではなく、アフガニスタンでの勝利だ。オバマ氏はこれまで、アフガニスタンを「テロとの戦いの中心」とする主張を行ってきた。だがここ1年で、タリバンは勢力を取り戻してきている。さらに、米國とNATOの空爆が大量の民間人の死傷を生んだことで、アフガニスタンの人々の米國と本國政府に対する敵意も高まっている。米國は現(xiàn)在、アフガニスタンへの3萬人の増派を検討し、歐州へも増派要請(qǐng)を行っている。だが民意の受け入れと軍事能力に制限のある歐州側(cè)はこれに対する同調(diào)をしぶっており、歐州の同盟國の同意をいかに取り付けるかは、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の外交能力が問われるところだ。「地方を支援し、発展を強(qiáng)調(diào)し、村や町の防衛(wèi)能力を高める」というオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の新たな対アフガニスタン戦略が功を奏するかにも注目が集まる。
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