外交部の王光亜副部長は18日午後、フィリピンの駐中國臨時代理大使を急遽呼び出し、フィリピンの國會で「領(lǐng)海基線法案」が可決されたことについて、次のように述べて、厳正な抗議を表明した。
フィリピン國會は昨日、「領(lǐng)海基線法案」を可決し、中國の黃巖島および南沙諸島の一部島?礁をフィリピンの領(lǐng)土として區(qū)分した。フィリピン政府が中國側(cè)の重大な関心と度重なる申し入れを顧みず、中國の主権を侵害する法案を頑なに可決したことに、中國政府は強(qiáng)い不満と厳正な抗議を表明する。
黃巖島および南沙諸島は、かねてより中國の領(lǐng)土の一部である。中華人民共和國はこれらの島嶼およびその周辺海域に対し、爭う余地のない主権を有す。黃巖島および南沙諸島の島?礁に対するいかなる國による領(lǐng)土主権要求も、不法かつ無効なものである。
中國は、フィリピン側(cè)が両國関係の大局と両國民の利益、南中國海區(qū)域の平和と安定に重きを置き、適切で効果的な措置を講じ、中國の主権を侵害する一切の行為を停止し、実際の行動によって南中國海の安定を維持し、両國関係の健全な発展を確保することを望む。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年2月19日 |