李副主任は例を挙げて次のように述べた。昨年、四川で大地震が発生した際、共産黨の災害救済のための組織活動は米國のハリケーン災害対応のための組織活動より円滑に進んだ。08年の北京五輪には、多くの外國の首脳や世界各地の友人が訪れたが、中國の組織活動は一糸亂れることなく、「真に比類のない五輪」を開催した。金融危機が起きて全世界に波及し、中國が受けた打撃はいずれも國外によるものだが、本質的には脅威は受けず、中國共産黨は高い危機処理能力を示した。李副主任は「こうしたすべての業績は、いずれも客観的かつ実際的であり、誰もが認めることである」と強調。
だが、李副主任は「共産黨も挑戦と危険に直面した。國際的には、経済のグローバル化による競爭の難しさであり、経済危機による打撃と政治面からのある圧力である。國內的には、経済の安定を維持し、また様々な複雑な矛盾をうまく処理し、社會の調和ある発展を実現したことだ。黨內には、黨風と腐敗の問題がある」とも率直に語った。その上で「中國共産黨はすでに挑戦と危険を見て取っており、中央の毎回の全體會議では存在する問題を洗い出すとともに、いかに改善するかを提起しており、中國をより円滑に指導し、建設する能力を有している」と強調した。
「チャイナネット」 2009年7月6日
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