| 溫家寶総理（中共中央政治局常務(wù)委員）は2月27日午後3時(shí)に中國(guó)政府網(wǎng)と新華網(wǎng)の共同取材を受け、一般のインターネット利用者とオンラインで交流した。
ネット利用者「最近、米國(guó)は中國(guó)との間に絶えず貿(mào)易摩擦を引き起こしています。今年は中米の経済貿(mào)易関係にとって太平の年とはならない気がします。総理は中米間の貿(mào)易摩擦をどのように見(jiàn)ていらっしゃいますか？」
溫総理「私がこの問(wèn)題に答える時(shí)は、実は多くの米國(guó)人も耳を傾けています。振り返ってみれば、國(guó)交樹(shù)立から現(xiàn)在にいたるまで、中米貿(mào)易は非常に急速に発展してきました。2國(guó)間貿(mào)易額は國(guó)交樹(shù)立時(shí)にはわずか25億ドルでしたが、現(xiàn)在では3000-4000億ドルに達(dá)しています。中國(guó)には米國(guó)の企業(yè)5萬(wàn)8000社が進(jìn)出し、投資額は650億ドルに上ります。私は以前、良好な中米関係は両國(guó)および両國(guó)民にとってプラスだと述べました。貿(mào)易関係は中米関係を構(gòu)成する重要な部分であり、経済貿(mào)易関係の発展は両國(guó)民にとって根本的にプラスです。私は3つの點(diǎn)を訴えたい。第1に、ある國(guó)が貿(mào)易を発展させる際は、同時(shí)に別の國(guó)の懸念にも配慮しなければならない。つまり、私たちがいつも言っている互恵互利です。確かに最近、タイヤへの特別セーフガードからシームレス鋼管への反ダンピング?相殺関稅に至るまで問(wèn)題が起きている。私たちは、両國(guó)間の貿(mào)易摩擦は対等な協(xié)議によって解決すべきであり、やたらと制裁に訴えるべきではないと考えています。そうすることは結(jié)果として両國(guó)を傷つけます。『協(xié)力すれば共に利し、爭(zhēng)えば共に傷つく』というのは、貿(mào)易にも言えることです。第2に、中國(guó)には確かに貿(mào)易黒字が存在します。しかし、私たちは貿(mào)易黒字を追求してはいません。バランスのとれた、持続可能な中米貿(mào)易の発展を望んでいるのです。國(guó)際収支の基本的な均衡が私たちの目標(biāo)です。このため私たちは、雙方が互いに市場(chǎng)を開(kāi)放し合うこと、特に米國(guó)が中國(guó)の市場(chǎng)経済地位（MES）を承認(rèn)し、ハイテク製品の対中輸出を開(kāi)放することを望んでいます。第3に、中國(guó)は対外開(kāi)放の方針を堅(jiān)持するということを、この機(jī)會(huì)を利用して國(guó)際社會(huì)に厳粛に説明したい。中國(guó)で経営する外國(guó)企業(yè)は、中國(guó)の法律に照らして國(guó)民待遇を享受することができるし、こうした企業(yè)のために私たちは良好な環(huán)境を創(chuàng)出します。私たちは中米の貿(mào)易摩擦が緩和されることを望んでいます。今年が中米の経済貿(mào)易にとって太平でない年になることは、私たちも望んでいません。これには雙方の共同努力が必要です」
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2010年3月1日 |
