米國のガイトナー財務長官は24日、アメリカは中國に為替レートの調整を強要することはできないと述べた。
ガイトナー長官はCNNの取材に対し「中國は主権國家であり、自國の為替レートを自分で決めている。アメリカは中國にその調整を強要してはならない。中國が自らの理由でドルペッグ制に終止符を打つものと信じている」と語った。
また、ガイトナー長官は同じ日、フォックスビジネスネットワークの取材に対し、「アメリカ議會と中國との間で貿易戦が起こると心配してはいない。アメリカは、自國の企業が中國の企業と同じ土俵で競い合うことを確保するため努力していく」との認識を示した。
?中國國際放送局 日本語部? 2010年3月25日