外交部の秦剛報道官は1日、北京で行われた定例記者會見で、「中國はロシアとのテロ取締りと安全保障分野での協力を継続させ、民族分裂勢力、宗教過激勢力と暴力テロ勢力の三者取締りで力をあわせ、両國及び北東アジアの平和と安定を維持していく」と強調した。
このほどモスクワの地下鉄で起きた自爆テロを中國政府は強く非難したが、秦剛報道官はこれについて、「中國はいかなる形のテロリズムをも非難し、ロシアの政府と國民がテロリズムと戦っていること、それに國家の安全と社會の安定に向けて取り組んでいることをサポートしていく」と語った。
秦剛報道官はまた「中ロ両國は戦略的な協力パートナー関係にあり、テロ取締りと安全保障分野での協力は両國の協力では重要な內容だ。ここ數年、両國は二國間関係及び上海協力機構の枠組內で、テロ取締りと安全保障において効果に富んだ協力を行ってきた」と語った。
?中國國際放送局 日本語部?より2010年4月2日