インドネシア紙?ジャカルタポスト?が掲載した評論では、アジア各國は一貫してますます大きく、さらに団結した共同體を構築しようと公言しているが、戦略的や軍事的な面から見ると決してそのようではなく、こうした國は軍事費を増やし、2018年までには80隻から100隻の先進の通常ハイテク潛水艦を購入すると述べており、過去數年間のアジア各國の軍事費などについては以下のように説明している。
?東北アジアは2001年から軍事費支出を19%増やした。東南アジアは2005年から2008年までの3年間、年に13.5%のペースで増加しており、2012年には330億ドルになる見込みだ。オーストラリアでさえも2017年までに軍事費を3%増やすことを決め、さらに2009年度の國防白書では軍事力をグレードアップする計畫を打ち出している?
?人々を一番不安にさせるのは、軍事費の増加分を対外武器システムの研究や購入に用いている點だ。第4世代の戦闘機や潛水艦、戦車の以外にも、最先端の空対空や空対地の武器システム、大型水面艦艇、新たな指揮、通信、情報、監視、偵察システムを購入している?
「実際に中國、日本、韓國をはじめとするアジア各國の海軍は、今後5年間に600億ドルを投入して艦隊の強化を目指すらしい。同時にアジアの潛水艦保有量も急速に増え、2015年にはアジアの潛水艦市場の規模は74億ドルに達する。そして2018年には、インド、パキスタン、中國、臺灣、韓國、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシアなどの國と地域が80隻から100隻のハイテク潛水艦を保有する見通しだ」
「ストックホルム國際平和研究所が先ごろ発表したレポートによると、2005年から2009年までの通常兵器輸入額トップテンには、中國、インド、韓國、シンガポール、パキスタンのアジアの5カ國がランクインした。また2005年から2009年までにアジアとオセアニアの通常兵器輸入額は世界の41%を占め、東南アジアの軍備力の輸入額は8.22倍に激増し、シンガポールは2.46倍、インドネシアは1.85%の増加だった」
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年4月7日