中國の胡錦濤國家主席は、2 8日北京でフランスのサルコジ大統領と會談し、中仏関係や中國とヨーロッパの関係について多くの共通認識に達した。
胡錦濤國家主席は「中國はフランスと共に、両國の全面的な戦略的パートナーシップを推し進めていきたい。両國はハイレベルの対話と交流を保ち、協力や交流を通じてグローバル問題と地域問題に対応していくべきだ。両國は、長期的な互恵関係を実現するため、従來の協力を進めるほか、省エネと環境保護、新エネルギー、農業と農作物加工、中小企業などの分野における協力を積極的に進め、新しい協力方法を模索するべきだ」と述べた。
これに対して、サルコジ大統領は「世界には1つの中國しかない。臺灣とチベットは中國の一部である。両國が國交正常化を実現して以來、フランスのこの立場に変わりはない。中國はフランスの非常に重要な戦略的パートナーである。フランスは中國と共に、核エネルギー、航空、交通、環境保護、金融、農業、人文などの分野における協力と交流を発展させていきたい。フランスは11月からG20サミットの議長國になる。中國と協力して、サミットを成功させたい」と述べた。
?中國國際放送局 日本語版?より2010年4月29日