中國の胡錦濤國家主席は1日午前上海で、上海萬國博覧會(huì)の開幕式に出席したパレスチナ自治政府のアッバス議長と會(huì)談を行い、「中國の國民はこれからも中東和平プロセスを推し進(jìn)め、中東地域の全面的、公正かつ持続的な平和を?qū)g現(xiàn)するために力を盡くしていく」と述べた。
その中で、胡錦濤主席は、「パレスチナとイスラエルの情勢は依然として複雑であるが、和解が最終的な解決案で、和平交渉が唯一の解決手段である。安保理関連決議や『土地と平和の交換』、『ロードマップ和平案』、『アラブ諸國による和平提案』などに基づき、和平交渉を通じて紛爭を解決することこそ、パレスチナの國家獨(dú)立やイスラエルとの平和共存を?qū)g現(xiàn)できる」と強(qiáng)調(diào)した。
胡錦濤主席はまた、「中國とパレスチナは地理的に離れているにもかかわらず、國民の友情はとても深い。新たな國際情勢を前に、中國はパレスチナと共に、各分野における互恵協(xié)力を深めていきたい。政治面の友好関係を保ちながら、経済面の協(xié)力を広げていく。人的往來を強(qiáng)め、パレスチナの人材を?qū)澫螭摔筏垦行蕙畅`スに力を入れる。また、文化面の交流も広げていきたい。6月に、北京と上海で『2010年アラブ蕓術(shù)祭』を行う予定だが、パレスチナの団體も參加してほしい」と述べた。
これに対して、アッバス議長は、「パレスチナは獨(dú)立國家をめざしながら、『アラブ諸國による和平提案』と安保理の関連決議に基づいて和平交渉を展開して、中東和平を?qū)g現(xiàn)させたい」と述べた。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年5月1日