3. モンゴル訪問について
モンゴルは中國と陸続きで、もっとも長い境界線を接する隣國であり、新中國ともっとも早く國交を樹立した國でもある。モンゴル訪問中、溫総理は同國トップと會見し、各界関係者と幅広く接觸するほか、中國?モンゴル経済貿易協力フォーラムの開幕式に出席し、ウランバートルの中國文化センターの序幕を行う。雙方は金融、エネルギー、科學技術、インフラなどの分野の協力文書に調印する予定。
4. ミャンマー訪問について
ミャンマーは古くから中國と友好のある隣國で、國交樹立から60年が経つ。ミャンマー訪問中、溫総理は同國トップとともに中國?ミャンマー國交樹立60周年レセプションに出席する。雙方は経済?貿易、金融、エネルギー、科學技術などの分野の協力文書に調印する予定。
5.第3回中日韓首脳會合への出席について
今年に入りアジア経済は徐々に回復し、中日韓の協力に全面的、多層的で広範囲に及ぶ良好な動きが現れ、メカニズム化は安定的に強化され、今後の協力に発展のチャンスがもたらされている。溫総理は今回の會合出席で、3カ國の今後の協力方針を計畫し、政治において相互信頼を高め、協力メカニズムを整備し、各分野の協力を全面的に促進することを主な目的としている。
會合の會期は2日間で、溫総理は日韓トップと3カ國の協力の方向性、ともに関心を寄せる地域問題や國際問題について意見を交換する。3カ國は2020年協力展望、科學技術イノベーションと標準化協力の強化について共同文書を発表し、協力に関する覚書に調印することになっている。
中國は今回の首脳會合に以下の期待を寄せている。
1. 長期的、戦略的視點で三國関係を扱い、把握することに著目し、相互信頼を高め、三カ國協力の政治基礎を強固なものにする。
2. 三國の発展モデル転換、経済構造調整という共通した目標に著目し、重點的な協力を計畫し、協力メカニズムを整備する。地域経済の成長の內因的な原動力を強め、地域経済の持続的な回復と東アジア共同體の構築に新たな原動力を注ぐ。
3. アジアの平和、安定、繁栄の促進に著目し、地域問題や國際問題における交流と調和をいっそう強化し、ASEAN共同體構築プロセスを共同でサポートする。気候変動、金融リスク、エネルギー安全などの世界的問題に共同で対処し、共同利益を保護する。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年5月27日