會談の様子
歓迎式典の様子
胡錦濤國家主席は24日、オタワでカナダのジャン総督と會談した。
胡主席は「1970年10月の國交樹立によって、中國とカナダの関係には新たな歴史的ページが開かれた。40年來、両國の上層部と各レベルは頻繁に交流し、各分野の協力は実り豊かな成果を上げ、両國間の貿易額は200倍近く増加し、カナダにとって中國は第2の貿易相手國となった。両國民の交流は日増しに緊密化し、雙方は世界金融危機や気候変動への対策で緊密に協調し、國連改革、テロ対策、公共衛生などの問題で良い協力を行っている。両國関係の発展は両國民に確かな利益をもたらしたのみならず、アジア太平洋地域、さらには世界の平和?安定?繁栄にも寄與している」と指摘した。
胡主席は「両國関係は重要な発展のチャンスを迎えている。カナダ側と共に、ハイレベル交流の流れを維持し、政治的相互信頼をたゆまず強化していきたい。相互補完性を十分に発揮し、経済?貿易?エネルギー資源?科學技術?教育?文化?衛生など広範な分野での交流や協力を拡大していきたい。重大な國際?地域問題での協調や協力を強化し、両國の戦略的パートナーシップのさらに前向きな発展を促していきたい。雙方の共同努力の下、両國関係はさらに素晴らしい明日を迎えるに違いない」と強調した。
ジャン総督は「カナダは中國と最も早く國交を樹立した西側國の1つであり、中國を友人、重要なパートナーと見ている。國交樹立以來40年間で両國関係が大きく進展したことを、誇りに思っている。カナダにとって中國は第2の貿易相手國、第3の輸出相手國だ。貿易?投資?環境保護?衛生?文化?多國間など各分野で両國は緊密に交流?協力しており、その將來性は良好だ。カナダは中國が世界金融危機に成功裏に対処し、経済成長を維持したことに深く敬服している」と表明した。
「人民網日本語版」2010年6月25日