朝鮮の「労働新聞」は5日、論説を発表し、「韓國が米國主導の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)に基づく海上訓練に參加することは、朝韓間軍事紛爭を起こし、さらに朝鮮を侵略する計畫の導火線に當たる行為である」と示した。
朝鮮は既に、韓國によるPSI全面參加は朝鮮への宣戦布告、あるいは露骨な宣戦布告とみなすとの聲明を発表した。10月に行われるPSI海上阻止訓練は大量破壊兵器拡散防止という名義の下の、米國や韓國及び他國が朝鮮に対する武力封鎖であり、挑発性がある危険な戦爭訓練だとしている。
論説によると、韓國哨戒艦「天安」號の沈沒事件により、朝鮮半島はいつ戦爭が勃発するかわからない一觸即発の超緊張狀態となっている。しかし、韓國がこの狀況を顧ずに海上阻止訓練に參加する行為は朝韓関係に利益はなく、核戦爭を起こす可能性もある。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年7月5日