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黃海軍事演習を巡る中米間の対立 中國の大勝利に

黃海軍事演習を巡る中米間の対立 中國の大勝利に。 この変更が中國側の反発に起因していることは米韓両國とも否定はしているが、軍事演習の計畫案が最終的にこのようになった原因が中國にあるのは誰もが分かっていることである。黃海における軍事演習に航空母艦を參加させないのも、中國の反発を考慮しての結果であることは、これまでの経験上、結論づけることができる…

タグ: 黃海 軍事 米國 韓國 中國 空母

発信時間: 2010-07-23 16:49:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このため、この度の黃海における軍事演習をめぐる中米間の対立は、中國が勝者であることは間違いない。米國が中國側の反発を考慮し、公海上の軍事演習の一部を変更あるいは取り消したのは、これが初めてのこととなる。これまで「米國=強國、中國=弱國、中國=米國の言いなり」であった図式が、基本上、同等の関係に変わろうとしている、ということを表している。米國政府が中米関係の対応に當たる際、過去のように権力を振りかざし、橫暴な行動をとることはもうできなくなっている。

この20年間の歩みを通じて、中米間の相互の戦略的需要が完全に平等になっていなくても、この水準に近づいていることは確かである。この狀況下で、米軍が中國近海の公海で軍事演習をするには、中國側の反発を考慮しなければならない。中國側が「絶対に反対」の態度を示せば、米國は演習の一部を変更せざるを得ないのである。1994年、米空母キティホークが、中國側に連絡もせず直接黃海に姿をあらわした時と比べると、今回は根本的に狀況が変わっている。この度の米韓共同軍事演習において、米國が事前に知らせを伝えたのは、中國側の反応を見ようとしたためである。これこそ、米國が中國を無視できる自信を失っているということに他ならない。

當然ではあるが、世界の覇者たる米國は、やはりプライドを保とうとしている。空母が黃海における軍事演習に參加しないことを告げるのに、「技術的な原因」との言い訳をし、また「空母ジョージ?ワシントンの母港は日本橫須賀にあるため、日本近海の海域で軍事演習を行う方が、道中にかかる時間を節約でき、より多くの時間を軍事演習に使うことができる」とまで説明している。これは明らかに自分への言い訳でしかないことは誰もがはっきりしている。中國側も當然、相手の微妙な心理を指摘するようなことはしない。この度の中米間の対立は、中國側が勝者であることは、中米いずれもはっきりと認識しているのに、それを公表しないだけなのである。

?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年7月23日

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