米國が、原子力空母「ジョージ?ワシントン」號を黃海での米韓軍事演習に參加させることについて、米國メディアは、韓國側の報道を行きすぎと批評、その意図は、米國拘束だと非難した。

ボイス?オブ?米國（VOA）公式サイトの8月8日の報道によれば、中國國際問題研究基金會アジア太平洋安全問題専門家の沈世順氏が米國の記者に対し、米國空母の黃海「出現(xiàn)」は、全く必要のないことであり、米中両國の軍事面でのコミュニケーション不足も疑惑を生みだす原因となっているとした。

また、彼は次のように語っている。「我々は必要なかったと考える――黃海はつまるところ、我々にとって玄関先のようなものなのだから。ただし、米國が事前に中國に連絡し、その意図を明確にしていたなら、中國の心配を仰ぐことはなかっただろう。」

また、中國國防大學戦略教育研究部主任の朱成虎少將は、米韓軍事演習では、韓國側に誇大報道のきらいがあり、それによって米國を拘束したいようにも見えるとする。さらに続けて黃海の地理的位置は「論爭中の公海」でありながら、「厳密な意味においての公海」ではなく、大変特殊と言える。だが、それはさておき、米中の海上問題においては、両國の見解のずれよりも共同的利益が遙かに大きいことは言うまでもない。

以前、韓國の『朝鮮日報』に発表された記事によれば、米國が空母「ジョージ?ワシントン」號を主役にして韓國と軍事演習を行うことは、朝鮮‐韓國で戦爭となった際にどこへでも空母を派遣できることを示唆しており、同時に米國が中國と対峙する局面において、決して負けを認めない決意を示しているという。米國メディアは韓國メディアのこのような報道を「感情を煽る」內容だとし、逆に日本等の報道は、理性的であるとした。

?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2010年8月10日