「満州事変」79周年を迎え、中國各地では歴史を振り返り、烈士を追想する様々な活動が行われた。
少し前に、抗日戦爭勝利65周年の記念イベントが國を挙げて行われたが、ここで再び、「満州事変」の痛ましい年月を振り返ってみよう。
「勝利の記念」であれ、「國辱の銘記」であれ、全ては歴史を心に刻み、過去を忘れず、平和を愛し、未來を開拓するためのものであり、さらに堅実で力強い前進(jìn)のために、歴史から重要な啓示と精神を?qū)Wぶためのものだ。
偉大な民族というものは、歴史の傷を癒すのに長けているだけでなく、痛みの中から貴重な「免疫力」を得ることができる。
歴史を心に刻むこととは、憎しみを長引かせることとは違う。歴史を鑑とし、未來へと向かうことだ。過去を忘れず、教訓(xùn)を心に刻むことで初めて、歴史的悲劇の再來を免れることができる。
今日、「満州事変」は我々にとって、「弱國に外交無し」、「遅れを取るとたたかれる」という深刻な教訓(xùn)を意味するだけでなく、民族精神という高みから鳴り響く警鐘として、経済発展?実力増強のプロセスにおいて、いつも明晰な思考と憂慮を持ち続け、活力を保ち続け、さらなる決意を持って未來を開拓するよう呼びかけている。
「國辱を忘れるな、中華を振興させよ!」。満州事変の記念日が近づくたびに、このようなスローガンを耳にする。我々1人1人の努力と奮闘を結(jié)集させ、民族復(fù)興に向けた偉力を一つにすることが、満州事変への最高の記念となり、我々が未來に向かっていく上での、確固とした回答となる。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年9月19日