新華網(wǎng)(北京)10月18日付の報(bào)道によれば、ノルウェー科學(xué)技術(shù)大學(xué)のアルヌルフ?コルスタッド教授は17日、ドイツ國営國際放送「ドイチェ?ヴェレ」のインタビューで、インターネット上で言われている、「ノルウェーの學(xué)者が中國の捏造報(bào)道を非難」との內(nèi)容をはっきりと否定した。同教授は、そのような聲明を発表したことはないと述べ、また、自らはノルウェー及び海外のメディアからのインタビューで、度々、ノーベル平和賞選考委員會に対する不満を表明していると強(qiáng)調(diào)した。
10月8日、ノルウェーのノーベル賞委員會が今年のノーベル平和賞の選考結(jié)果を発表後、コルスタッド教授はノルウェー紙「ベルデンスガング」のインタビューで、「これは誤った決定である」と述べた。
10月12日、新華社通信オスロ支局の記者がコルスタッド教授にインタビューを行った。このインタビューに基づいた、『劉暁波へのノーベル平和賞授與は“大きな誤り” ノルウェーの學(xué)者がノーベル賞委員會の悪意を非難』との文章が発表された後、インターネット上に、「コルスタッド教授は新華網(wǎng)の報(bào)道を知り、すぐにノルウェーの首都オスロで聲明を発表し、『これは全くの捏造報(bào)道であり、ゲッベルスの手法の再演である』と述べた」、との書込みが出現(xiàn)した。
10月17日、「ドイチェ?ヴェレ」はコルスタッド教授に電話インタビューを行った。同教授はインタビューで、自分は確かに中國の記者のインタビューを受けており、新華網(wǎng)の英文報(bào)道も見たが、その報(bào)道中での彼の見解に関する記述には不適切な箇所はない、と述べた。また、新華社の捏造を非難する聲明は出しておらず、それについては何も知らないという。「ドイチェ?ヴェレ」の記者は、今年のノーベル平和賞選考結(jié)果の発表當(dāng)日には、ノルウェーの現(xiàn)地メディアがコルスタッド教授のインタビュー記事を掲載しており、その內(nèi)容は、後の新華社によるインタビューとほぼ同じであることにも觸れている。
コルスタッド教授は18日、新華社通信オスロ支局の記者との電話で、同教授がインタビューで述べた見解には変わりがないと語った。「言われているような聲明を発表したことはない。私は自分が語った一切の內(nèi)容を変えることはないし、自分が語った如何なる発言も撤回しない。インターネット上に流れている話は正しくないし、それこそが捏造である」。(総本社?駐ベルリン、オスロ支局記者)
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2010年10月19日