韓國連合通信社の24日の報道によれば、今月末に韓國西部海域(黃海)で予定されていた韓米空母戦闘群合同演習が中止され、米國空母が參加する合同演習は年內には行われないこととなった。
記事は政府高官の話を引用し、次のように書いている。哨戒船「天安」事件の対応措置として、韓米は今月末に米第7艦隊所屬の空母「ジョージ?ワシントン號」を參加させ、空母戦闘群連合軍事演習の実施を予定していたが、9月末に既に西部海域で韓米合同対潛軍事演習を行っており、今月末に再び大規模な軍事演習を行うことは、各方面の條件的制約を受けることから、両國は韓國東部及び西部の海域での合同軍事演習を一時的に見合わせることを決定した。
本決定について、韓國メディアは、周辺諸國への刺激を回避し、來月ソウルで行われるG20首脳會議に向けた良好な雰囲気を創り出すことが目的と見ている。
この他、今月末韓國西部海域で実施予定だった韓米合同の大規模上陸演習も11月末に延期された。
ソウルでのG20首脳會議は、11月11日から12日での開催が決定している。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年10月25日