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日本の若者達、その頭の中(2)愛國と権力

日本の若者達、その頭の中(2)愛國と権力。 日本の大學生で、政治に関心を持つ者は少ない。十數年前、私が授業で?50年後、中日間で必ず戦爭が起こる」と言うと、學生たちは、「馬先生、驚かさないでくださいよ」と返すだけだった。しかし最近、卒業直前の學生から、「先生、私は自衛隊に入ることに決めました」というメールが屆いた…?日本の若者達、その頭の中(1)罪と嫌悪?

タグ: 日本 若者 戦爭 自衛隊 デモ 反中 

発信時間: 2010-11-08 10:20:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

戦爭責任の追及にせよ、憲法第9條を守るにせよ、核兵器核武裝に反対するにせよ、言論界はいつも「赤狩り」の中にあるようだ。異なる意見を持つ者はその全てが右翼というわけではない。しかし発言すれば罪を著せられ、地位や職を失うため、誰も聲を出そうとしない。「非正義的」とみなされる一部の言論は、どこにも見當たらず、國民も思考や議論の機會を失ってしまった。

そして戦爭の反省に至っては、「平和」を極端化し、日本國民が受けた被害ばかりを取り上げ、日本軍侵略の加害的一面を無視、或いは覆い隠して、日本だけが最大の被害者と言わんばかりである。

今の若者には精神的負擔も罪悪感もない。所謂「正義」の「赤狩り」は、逆に彼らをして、自由な発言ができない右翼的言論に同情させ、それを受け入れさせ、そして、その支持者となるまでにしてしまった。右翼のほうでも、世間體を気にしないところまで行き著くともう怖いものなしである。一度進歩勢力の堰を突破すれば、あとは長年押し止めていた主張を自由に放出させるだけである。

2008年、「大東亜戦爭は戦略戦爭ではない」「侵略國家は濡れ衣」等と主張して更迭された元航空幕僚長田母神俊雄も、その代表的人物である。自衛隊退職後は、以前にも増していたるところで日本は「侵略國家ではなかった」と公言、さらに日本は核武裝すべきだと主張している。驚くべきことに、彼の主張は、ネット上で六七割の支持率を得ている。最近六本木で行われた反中デモの主な主催者の一人がまさに彼だった。

最近のデモ隊の中には、ドイツファシズムの「ハーケンクロイツ」腕章をつけた制服を著た者や、「日本軍國主義復活」の橫斷幕を揚げた者が大勢いた。

近年の日本における「右翼」「嫌中」の流れは、そのほとんどが若者であるとの指摘もある。これらの中國を知らずに「嫌中」に參加する若者は、主に鬱憤晴らしがその目的である。中國に対する不満だけではなく、今自分たちが置かれている生活水準の低下、就職難、將來への絶望による精神的ストレス等、彼らは様々な鬱憤を抱えている。そこに、伝統的メディアやネット上の言論の扇動を受け、「嫌中」の列に足を踏み入れただけのことである。

(4)権力:「青年將校」

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