●米國人は一貫して「空母外交」に
資料寫真:米國の國防総省の本部庁舎であるペンタゴン(pentagon)
米國の航空母艦2隻が同時に西太平洋海域に姿を現したことで、國際社會に大きな関心を呼んだ。
マレーシアの新聞「中國報」は、危機に遭遇するたびに米國が空母を出動させ、「空母外交」というカードを切るのは、関係國に米國の意思に沿って行動するよう迫ることで、政治?軍事的目的を達するためだ、と報じている。一種の使用頻度と効率の最も高い軍事手段として、米國は20世紀末とイラク戦爭の時代に何度も空母をペルシャ灣海域に移動配置してきた。
何度も繰り返された「空母外交」のカードについて、クリントン元大統領は93年に政権に就いた際、「危機というこの単語がワシントンに出現すれば、誰もが発したいと思う最初の言葉は、『最近、空母はどこにいるの?』だろう」と語っている。
「カール?ビンソン」のペレス司令官は12月2日、士官と家族の別れの會の席で、米國政府のこの「空母政治」を実証していくと強調。
ペレス司令官は「今回の配備には、ずいぶんと時間がかかった。でも、すでに完了。シグナルを彼らに発するつもりだ」と強調した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年12月10日