第4に、中國共産黨は獨立自主外交と國際體制への參加との関係を適切に処理し、國際體制との良好な相互作用を実現した。西アジア?北アフリカの多くの國はあるいは長年米國の同盟國となって外交の自主性を失い、あるいは長年西側と対立して現行の國際體制に挑戦し、孤立化し、あるいは両者の間を激しく揺れ動いてきた。その結果、長年西側に追隨していた國は民意の支持を失い、國際體制と対立していた國はグローバル化による発展のチャンスを失った。
無論、中國は依然として世界経済チェーンのローエンドにあり、都市部と農村部の発展の不均衡、全體的な社會保障水準の後れ、貧富両極化の進行といった問題を抱えている。中國共産黨にとって自主的?革新的な発展路線の模索は依然として任重く道遠しだ。社會矛盾が先鋭化する中、社會管理の科學化も政権黨として重要な課題となっている。「インターネット政治」「インターネット外交」も厳しい試練だ。インターネットの科學的管理が、日常的な政治?社會議題となるだろう。
「人民網日本語版」2011年6月24日