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山西省左権県太行山に抱かれた八路軍ゆかりの地 |
発信時(shí)間: 2011-07-25 | チャイナネット |
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左権県旅遊局=文 馮進(jìn)=寫真
將軍の名前を冠した町 左権県はもともと「遼県」と呼ばれ、8年間の抗日戦爭時(shí)に、八路軍本部、中國共産黨中央北方局、八路軍129師司令部など150の黨?政?軍?商工?學(xué)校の機(jī)構(gòu)の所在地であった。朱徳、彭徳懐、鄧小平、左権など中國共産黨の有名な指導(dǎo)者たちがかつてここで戦闘や生産の指揮を行った。
現(xiàn)在、八路軍本部舊跡と鄧小平、左権、羅瑞卿らの中國共産黨指導(dǎo)者の舊居は、「八路軍本部記念館」として1980年に公開され、國家重點(diǎn)文物保護(hù)単位に指定されている。中國近現(xiàn)代史の教育基地として、參観者は毎年延べ10萬人以上である。左権県は特別な歴史的地位にあり、各界の幅広い注目を集めている。 美しい自然環(huán)境 左権県は山紫水明で、景色の美しい町だ。県內(nèi)の龍泉國家森林公園をはじめとするエコ観光は、雄壯で険しい太行山脈の特色が凝縮されている。ここには、冬には氷柱、夏には白いねり絹が開いたように見える滝や、あでやかさを競う花々、若草が緑の敷物のような北天池の高山草原、青いさざ波が揺れ動(dòng)く左権湖、うっそうとした原始林などの自然景観のほか、南北朝時(shí)代に建てられた鍾乳洞建築群の雷音寺、元代に設(shè)立された紫金山書院と気象臺(tái)、また、歴史上攻略の要所として爭奪戦が繰り返された黃沢関、峻傑関、黒虎関などの古跡もある。龍泉國家森林公園をぶらぶら歩くと、調(diào)和のとれた自然の美を楽しむ一方、先人から伝えられた歴史の趣を味わうこともできるだろう。
この「畫廊」は、奇異な山、秀麗な庭園そして美しい森という表情を持つ。山は険しいだけではなく、獨(dú)特の山容を呈し、特に麻田百里一帯の「將軍望遠(yuǎn)」「亀兎山」「神女峰」などの奇巖は名前どおりの形をし、それぞれ心を打つ物語や伝説がある。1942年に陳毅元帥は左権県で療養(yǎng)していた時(shí)、『過太行』という心から太行地區(qū)を賛美する130行余りの有名な長篇詩を書いた。庭園は、龍泉國家森林公園の滝、澄みきった月牙湖、仙境のような雷音寺など、自然の妙味に溢れ、天然のままである。林は植生が保護(hù)されているため、空気がすがすがしく、青々と生い茂る草木が日光を遮るため、真夏でも秋のような涼しい風(fēng)がそよぐ。 魅力あふれる文化と蕓術(shù) 左権県の民間蕓術(shù)と言えば、小花戯(地元の伝統(tǒng)的な演劇)と民謡が最も代表的だ。地元の人は誰でも歌ったり踴ったりすることができる。 小花戯はメロディーが軽快で、ステップが軽やか、出演者の道具は二つの扇だけで、生活や労働、喜怒哀楽など様々な感情を細(xì)部まで表現(xiàn)することができる。中國民間文蕓の大きな花園の中の一つの小さな花ぐらいにしか見えないが、小花戯は、いくつかの國家クラスの蕓術(shù)大賞を受賞している。そのわけは、積極的で楽観的な生き様がかもし出され、喜びと活気に満ちた舞臺(tái)の雰囲気がいや応なく人々を引きつけ、彼らの心を打つからだ。 高らかに響き渡る澄んだメロディーとユーモラスで分かりやすい歌詞の左権民謡は、農(nóng)作業(yè)や戀愛などの農(nóng)家の生活を生き生きと描く一方、地元の人々の素樸な人柄と前向きな人生観を謳歌している。そのため、地元で代々歌い継がれてきた左権民謡は2006年、音楽分野における中國無形文化財(cái)のランキングでトップとなり、また2010年の上海萬博の大舞臺(tái)でも歌われた。
非常に不思議なこの小さな町、左権県は、険しい地理環(huán)境と豊かな物産により、かつて中國人民が獨(dú)立と解放を勝ち取るのを手助けした。現(xiàn)在、悠久な歴史、美しい自然環(huán)境と獨(dú)特の地域文化をもつこの町は、地元の文化を軸とした観光産業(yè)を発展させるべく走り出した。
?人民中國インターネット版?より 2011年6月13日
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