中華人民共和國國防部ウェブサイトの本格的な運営が8月1日午前0時に始まった。3G（第3世代攜帯電話）ユーザーもログインできるよう、攜帯用サイトやiPhone向けサービスの試験運営も同日始まった。

軍事外交の開放、実務化、活発化に伴い、中國軍の國際的発信力、発言力も強化されるべきだ。中國の國防政策の世界への発信を強化し、國防と軍隊の近代化を促進するため、中央軍事委員會の承認を経て、2009年8月20日に國防部ウェブサイトの試験運営が開始。同日のアクセス數は延べ1億3000萬人に達した。それから約2年で國防部ウェブサイトは中國の國防政策を宣伝するための重要な場、中國軍の良いイメージを示すための重要な窓口に成長し、クリック數は1日平均1000萬回以上に達している。

軍創設84周年にあわせ、拡充と調整を経て國防部ウェブサイトの本格運営を始めたことは、中國軍にとって開放と透明性への大きな一歩だ。新ウェブサイトは軍事ニュースから権威ある情報と國防サービスへの飛躍的転換、「名刺型ウェブサイト」から「サービス型ウェブサイト」への転換を成し遂げた。現在のところ簡體字中國語、繁體字中國語、英語の3バージョンを用意。権威性とサービス性の2大特色を際立たせている。

全ページ共に荘重かつ簡潔で、資料は権威があり精確だ。「報道発表」欄は國防部定例會見の內容を速やかに掲載するとともに、外國が関心を寄せる國防費や國防白書に関する権威ある情報をリアルタイムで提供する。「國防動員」「國防教育」欄は國家國防動員委員會と國家國防教育弁公室の権威ある情報や特別活動を発表する重要な場だ。「解放軍」「中國予備役部隊」「中國武裝警察」「中國民兵」欄は解放軍四総部と整った情報発信の仕組みを築き、解放軍の各大機関さらには最前線部隊から直接情報を得て、速やかにまとめ、リアルタイムで発表する。

「人民網日本語版」2011年8月1日