外交部の定例會見で2日、馬朝旭報道官が記者の質問に答えた。

----中國が申請していた公海における海底熱水鉱床の探査活動が認可された。

中國政府の保証の下、中國大洋協會は2010年5月に公海における海底熱水鉱床の探査活動を國際海底機構（ISA）に申請した。ISA理事會は今年7月に、この申請を認可。中國大洋協會は南西インド洋海底において1萬平方キロメートルの鉱區の探査権を獲得した。規定に基づき中國大洋協會はISAと契約を締結。契約期間中、中國大洋協會は當該鉱區の資源に対する排他的探査権を有し、將來の開発においても優先的採掘権を持つ。

國連海洋法條約は公海の海底ならびにその資源を人類の共同の財産と規定している。中國による公海の海底資源の探査活動は、國際海底資源の把握と利用に寄與し、深海に関する科學的知識の水準を高め、海底環境を効果的に保護し、人類全體の利益に寄與するものである。

「人民網日本語版」2011年8月3日