米上院は6日夜、1882年に制定された「中國(guó)人排斥法」など中國(guó)人を差別する法律に対して謝罪する法案を、全會(huì)一致で可決した。同法案の可決は中國(guó)系移民にとって大きな意味を持つ。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

法案可決を推し進(jìn)めたカリフォルニア州選出のファインスタイン上院議員（民主黨）は7日、中國(guó)人排斥法の制定を米國(guó)の恥ずべき歴史とする聲明を発表した。法案可決のもう一人の立役者、マサチューセッツ州選出のブラウン上院議員は、中國(guó)系移民が受けた苦痛を消し去ることはできないが、法案可決は中國(guó)系移民の米國(guó)への貢獻(xiàn)が認(rèn)められたことを意味する、と述べた。

中國(guó)人排斥法は、特定の出自集団を?qū)澫螭趣筏棵讎?guó)史上唯一の移民排斥法。同法の制定後も米議會(huì)は対象範(fàn)囲をその配偶者や子孫にまで拡大し、身分証明書(shū)をつねに攜帯するよう義務(wù)付けた。こうした一連の法律は1943年まで存続したが、米議會(huì)が正式に謝罪したことはこれまでなかった。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2011年10月9日