中國國務院報道弁公室の王晨主任は28日南京で、「國內の関連機関は、海外への情報伝達能力を増強して、中國文化に深く根付いた平和の理念を世界に伝える必要がある」と強調した。
これは、第2回中國対外情報伝達理論シンポジウムで述べたものだ。王晨主任は「世界第2の経済國として、経済的な力に対して、文化面での力が足りない。対外情報伝達能力は、文化的な力の構成部分として、國のイメージの維持や良好な國際世論環境作りに重要な役割を果たしている」としている。
さらに、「世界が中國の聲に耳を傾けている中で、中國文化に深く根付いた平和の理念を積極的に伝える必要がある。また、國際社會における中國のコミュニケーション體制の構築に力を入れ、海外と文化交流を行うルートの拡充を進める必要がある」との見解を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月28日