中國海軍のJ-15艦載機
ロシアの軍事ニュースサイトの23日の報道によると、舊ソ連の「ワリヤーグ」を改裝した中國初の空母は、12月21日に大連港を出港し、黃海で9日間に及ぶ3回目の試験航行を行う。3度目の試験航行で、J15艦載機は空母甲板で著陸の模擬練習を行う可能性がある。
ロシアのタス通信は、中國空母の2回目の試験航行が11月29日から12月11日にかけて実施され、中國のJ15艦載機と空母の合同演習が「ワリヤーグ」の2回目の試験航行中に行われたことを伝えた。ところが、ワリヤーグには艦載機の著艦制御裝置が裝著されておらず、艦載機の著艦試験はまだ行われていない。中國は艦載機が著艦する際に必要なアレスティング?ワイヤーを海外から輸入できず、國內(nèi)での自主研究?開発もできていないという。関係筋は3回目の試験航行の具體的な目的を公表していないが、J15艦載機は低空で甲板をかすめて飛行すると見られ、ランディングギアが甲板に觸れ、著陸の模擬練習を行う可能性も否定できない。
またロシアのタス通信によると、中國初の空母は1998年に廃棄金屬の値段でウクライナから購入し、改裝したもので、中國海軍艦載航空パイロットの試験と訓(xùn)練基地に使用される予定だという。中國の情報筋によると、この全長300メートルの空母の乗組員と艦載航空兵は來年8月までに揃い、その後に中國海軍に正式に配備される。さらに中國は、ロシアの「アドミラル?クズネツォフ」と同じタイプの空母の自主生産を計畫している。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年12月26日