16日発売の中國共産黨機関誌「求是」2012年第2號は溫家寶黨中央政治局常務委員?総理の重要論文「中國農業?農村発展の道」を掲載している。
論文は第16回黨大會(2002年11月)以降の農業?農村発展の大きな成果を系統的に振り返り、総括し、次のように指摘している。この數年、中央は「3農」(農業、農村、農民)問題の解決を全黨の活動の重點中の重點とする戦略思想を確立し、工業が逆に農業を育て、都市が農村を支援し、與えるものを多くし、取るものを少なくし、自由にやらせる指導方針を定め、力を集中して農業、農村の長期的発展にかかわる大事と農民の切実な利益にかかわる良い事に數多く取り組んでおり、これには時代を畫す里程標的意義がある。農業?農村の発展は世界が注目する非常に大きな成果を収め、「3農」の発展がまた一つの「黃金期」に入った。
論文は農業?農村の発展における近代的農業、新農村建設、都市化(町を含む、以下同)など重大な問題に関する指導思想と政策要求について深く論述している。論文は次のように指摘している。
▽われわれのような人口の多い大國は工業化、都市化を推進する過程で農業近代化を軽視することは絶対にできない。最も厳格な耕地保護と水資源管理の制度を斷固実施し、農村基本経営制度の安定と整備を少しも揺るがせず、農業科學技術の進歩を確固として推進し、農業支援?保護に引き続き力を入れなければならない。今後、農業経営形態が多様化するだろうが、家族経営がいかなる時も最も基本的な形態である。新しいタイプの農民を育て、教養と農業技術のある青壯年農民が農村に留まることを奨勵し、農業の長期的発展にかかわることを基礎的な重要事業として力を入れなければならない。