陳炳徳參謀総長(中央軍事委員)は17日、ロシア連邦軍のマカロフ參謀総長と電話會談した。
陳參謀総長は「中露両國は互いに重要な戦略的協力パートナーだ。中露両軍の友好的実務協力は両國の包括的戦略協力パートナーシップにおける重要な分野だ。両軍が間もなく行う海上合同軍事演習は昨年私が訪露した際に決まったもので、両國海軍初の合同演習でもある。中露包括的?戦略的協力パートナーシップの深化と中露両軍の友好的実務協力の強化に関する両國元首の共通認識を実行に移すとのわれわれの斷固たる決意をはっきりと示すものだ。合同演習は両軍の戦略的協力と戦略的相互信頼の水準を一段と高め、地域の新たな脅威や試練への両海軍の共同対応能力を強化し、世界と地域の平和?安定を共同で守るとの両國の斷固たる決意を示す」と述べた。
マカロフ參謀総長は「ロシアは両國の戦略的協力と両軍の友好的協力の発展を強く重視している。両海軍の合同軍事演習の実施は両軍協力における重大な出來事であり、両國の戦略的協力の水準の高さを象徴するものだ。すでに両軍は數多くの準備作業を終えた。中國側と共に努力し、緊密に協調して、中露初の海上合同軍事演習の前向きな成果を確保し、アジア太平洋地域の安全?安定維持にしかるべき貢獻を果たしたい」と表明した。
「人民網日本語版」2012年4月18日