中國の洪磊報道官は、19日、米國防総省が発表した「中華人民共和國に関わる軍事と安全保障上の展開」年次報告書について記者の関連質問に答えた際、「アメリカ國防総省は、この報告で中國の正當で正常な國防建設をなんだかんだと批判し、中國軍事脅威論を吹聴している。中國は斷固としてこれに反対するためアメリカに対して、すでに交渉を申し入れた」と述べた。
また「中國が、一定の軍事力を発展させるのは、國家の獨立、主権と領土保全を守るためで、いかなる國や特定の目標に向けたものではない。中國に敵意を持っていないならば、疑いと憂慮を持つべきではない」と語った。
洪磊報道官は更にアメリカに対し「事実を尊重し、考えを改め、毎年、このような報告を出すという間違ったやり方をやめ、中米両國と両國軍隊の関係と、相互信頼を促進することに力を費やして欲しい」と指摘した。
「中國國際放送局 日本語部」より 2012年5月20日