■太平洋は利益の複雑に錯綜する海となりつつある
仏紙「ルモンド」は「最近、米國と極東?環(huán)太平洋諸國はこれまでにない密度と規(guī)模で頻繁に合同軍事演習(xí)を行っている」と報じた。オーストラリア?ココダ財団の創(chuàng)設(shè)者、ロス?バベッジ氏は「この地域の重要なプレイヤーが違うやり方でトランプをしていることがわかる」と指摘した。米外交専門誌「ナショナル?インタレスト」は「米國の戦略的重心の転換はNATOにとって大きなチャンスだ。NATOはこれを機に太平洋問題の參與者に変わる必要がある。アジアへのNATOの介入は多くの論爭を引き起こすだろうが、手出ししない考え方の方がリスクが高い」とすら主張した。
「太平洋は利益の複雑に錯綜する海となりつつある」--。獨紙「南ドイツ新聞」は「太平洋海域では合同軍事演習(xí)が続けざまに行われ、各國共に武力を誇示している。しかし様々な名目がつけられたこれらの演習(xí)には、地域の自然資源と地政學(xué)的戦略をめぐる軍事的プレゼンスの爭いという共通テーマがある」と論じた。
日本の「週刊新聞」は「米國は中國の経済力の高まりを受けて警戒心を募らせている。だが解決の道は武力で中國を脅すことではなく、中國との協(xié)力を強化して、景気後退の暗い影からできるだけ早く脫することだ」と注意を促した。
「人民網(wǎng)日本語版」2012年7月2日