中國社會科學院は30日、『簡明中國歴史読本』と『中華史綱』の出版座談會を北京で開催した。劉雲(yún)山中共中央宣伝部長(中共中央政治局委員、中央書記処書記)は「歴史知識の學習の強化に関する中央の重要な指示を貫徹し、江沢民氏が『簡明中國歴史読本』の序言に記した歴史素養(yǎng)の向上に関する明確な指示に従い、歴史を人材育成と政治に活かす方針を堅持し、歴史を重んじ、歴史に學び、歴史を用いる濃厚な雰囲気作りを推進し、歴史知識を學び、歴史経験を參考にする中で開拓と前進の強大な動力を獲得しなければならない」と強調(diào)した。
『簡明中國歴史読本』(中國社會科學院歴史研究所編纂)は中國史の発展の道筋を糸口、マルクス主義唯物史観を指導に、古代人類と文明の紀元から1911年の辛亥革命勃発までの中國史について奧深くも平明に敘述しており、幹部や大衆(zhòng)向けの普及型中國史書籍となっている。
「人民網(wǎng)日本語版」2012年7月31日