日本の英字誌『ザ?ディプロマット』のウェブサイトは3月5日に掲載した記事の中で、「アジア戦略の不確定性の上昇を受け、オバマ大統領の核武裝戦略が議論を巻き起こしている。米國のアジアにおける通常兵器の地位が下がり続けており、その核優勢の重要性が高まる可能性がある。日韓などの同盟國の自衛に対する懸念は、米國のアジアへの核移転を引き起こす可能性がある」と伝えた。
同記事「アジアへの核移転」は、「アジア戦略の不確定性の持続的な上昇を受け、オバマ大統領の核武裝計畫が終了を迫られている。アジアへの核移転は、オバマ大統領が最も望まない狀況だ」と指摘した。
同記事は、「米國が軍事予算を大幅に削減する中、中國が軍事費を再び増加させた。これは杞憂ではなく、すでに非常に重要な問題となっている。アジア戦略の不確定性および核の脅威の相互作用は、世界の最も厄介かつ重要な安全問題だ」とした。
同記事は最後に、「米國が韓國に戦略核兵器を新たに配備するといった、事実上の核移転が現時點で起きる可能性は低い。しかし米國のアジアにおける核兵器制限の道、例えば核兵器を先に使用しないといった公約は、5年前よりも曖昧になっている。そのためアジアで核移転が起きることはないが、米國のアジアにおける通常兵器の優勢が急激に失われていった場合、核優勢の重要性が高まることになる」と分析した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2013年3月7日