日本メディアによると、日本政府は與那國島に陸上自衛隊の「沿岸監視部隊」を配備する予定であったが、4月3日に配備先を沖縄県石垣島に変更する検討に入った。その原因としては、與那國町との用地取得交渉の難航が挙げられる。
4月4日付産経新聞によると、與那國町の外間守吉町長はこのほど記者のインタビューに応じた際に、「交渉決裂もやむなし」と述べた。
現在まで進められてきた用地取得交渉において、與那國町側は政府に10億円を要求していた。防衛省は1億5000萬円が限度としており、両者の間に隔たりが存在し、交渉が膠著狀態に陥った。
新たな配備先は、石垣島となる可能性が高い。中期防衛力整備計畫は、石垣島?宮古島に陸上自衛隊の特殊部隊を配備するとしていた。政府高官は、「石垣島は中國に近く、監視部隊を配備する必要がある」と指摘した。
監視部隊はレーダーにより、接近する航空機などの物體を捕捉する。しかし中國から離れすぎている場合、低空飛行する物體を監視できないという。これは早期警戒機などによりカバーする必要があるが、哨戒機が本來多くの監視任務を遂行しているため、必然的に新たな問題に直面することになる。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2013年4月7日