1973年6月24日、中國の天津市と日本の神戸市が正式に友好都市提攜を締結(jié)した。中國として初の外國との友好都市提攜だった。中日両國間の友好都市交流の幕がここに開かれた。中日間の友好都市は40年の歩みを経て、すでに251組に達(dá)した。これは中國にとって世界最多だ。過去40年間に両國の友好都市は各分野で數(shù)多くの交流や協(xié)力を繰り広げ、実り豊かな成果を上げた。

昨日午後、中日平和友好條約締結(jié)35周年ならびに中日友好都市交流40周年記念シンポジウム（主催：中國人民対外友好協(xié)會、中日友好協(xié)會）が北京で行なわれた。中國側(cè)は井頓泉?中國人民対外友好協(xié)會および中日友好協(xié)會副會長、王秀雲(yún)?中日友好協(xié)會副會長、薛剣?外交部（外務(wù)省）アジア局參事官、日本側(cè)は木村陽子?自治體國際化協(xié)會理事長、荒木慶司?全國市長會事務(wù)総長、三上正裕?在中國日本大使館公使らの來賓が式辭を述べた。

井副會長は式辭で中日友好都市交流を評価し、稱賛。「40年來、中日両國の友好都市は各分野で積極的、実務(wù)的な交流と協(xié)力を繰り広げ、両國國民間の相互理解と友好感情を効果的に増進(jìn)し、雙方の経済?社會発展を促し、中日関係の健全で安定した発展の維持にも重要な役割を発揮した」と表明した。

王副會長は基調(diào)発言で、中日友好都市交流の形式、特徴および問題について全面的に、きめ細(xì)かく分析した。王副會長によると中日友好都市交流は地方政府の相互訪問、青少年交流、文化交流、人材?技術(shù)交流、経済交流が中心で、「広範(fàn)で活発」「成果が大きく互恵的」「草の根に添い、民衆(zhòng)の參加意欲が高い」「補(bǔ)完性が高く、潛在力が大きい」という4つの特徴がある。だが問題も少なからず抱えている。例えば中國側(cè)の提攜都市は分布が不均衡で、東部が多く、西部が少ない。東部沿海地域は西部地域よりも友好都市の締結(jié)數(shù)が多く、交流の効果も良い。また、中日間の友好都市年間締結(jié)數(shù)は減少傾向にある。2010年は4組、2011年と2012年は3組で、2013年はまだゼロだ。王副會長はまた、一部の友好都市は「有名無実」で、具體的な交流を欠く、交流のプラットフォームに欠落があるなどの問題を抱えているとも指摘。「中日関係が深刻な困難に直面している現(xiàn)在、中日友好都市は自らの特徴と強(qiáng)みに基づき、友好交流を積極的に繰り広げ、中日関係が一日も早く健全で安定した発展の軌道に戻るよう後押しすべきだ」と述べた。

シンポジウムにはこのほか中國の省?市の外事弁公室や友好協(xié)會の責(zé)任者、日本の自治體の駐中國事務(wù)所の代表ら100人近くが出席した。出席者は両國の友好都市交流の40年間の経験と成果を振り返り、総括し、両國の地方政府交流?協(xié)力の一層の強(qiáng)化について踏み込んで議論した。

「人民網(wǎng)日本語版」2013年6月21日