資料寫真
カナダの軍事専門誌『漢和ディフェンスレビュー』7月號は、衛星寫真が2013年に撮影した中國の葫蘆島造船所の寫真に、最新鋭の戦略ミサイル原子力潛水艦(SSBN)、および新型の原子力攻撃潛水艦(SSN)が寫っていたと伝えた。
2007年の衛星寫真によると、葫蘆島造船所は少なくとも2隻の094型戦略ミサイル原子力潛水艦の生産を終え、その後さらに生産を追加したと見られる。葫蘆島造船所は2007年より拡張工事を開始し、新たな大型ドックを建設し、民間用の大型船舶の生産を開始した。2010年頃に竣工した新型ドックは、全長が470?480メートルに達する。新たな094型潛水艦が存在するならば、2010年頃から建設が開始されたはずだ。
衛星寫真はまた、江南長興島造船所で、同時に2隻の052D型「中華神盾」防空ミサイル駆逐艦が建造されており、他にも3隻の052C型が存在することを確認した。つまり同時に建造されている052C/D型ミサイル駆逐艦が計5隻に達し、日本や歐州諸國の海軍拡大ペースを大幅に上回ることになる。これに就役中の3隻の052C型を加えれば、中國の保有する神盾級駆逐艦が計8隻に達することになり、今後もさらに多くの同駆逐艦が建造されると見られる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月11日