國家間の競爭と防備はありふれたことで珍しくない。歴史など様々な原因から、隣國間に互いの権益の境界に関して溝が存在するのは極めて正常なことだ。溝に対して、中國とASEANが互いに包容性と寛大さを持つことが重要だ。この精神に基づき、中國とASEANは早くも2002年に海洋権益爭いについて「南中國海における関係國の行動(dòng)宣言」（DOC）で合意し、権益爭いを平和的方法で解決するとの原則を確立した。これは國連憲章を貫徹した中國とASEANの見事な行動(dòng)だ。各國はDOCの実行および「南中國海における行動(dòng)規(guī)範(fàn)」（COC）協(xié)議の推進(jìn)についても実務(wù)的話し合いを行っている。

中國の指導(dǎo)者は相次いでASEANを訪問し、関係國との協(xié)力パートナーシップを格上げし、中國の自信と誠意を伝え、ASEAN諸國と善隣友好條約の締結(jié)を積極的に検討することを望み、地域の平和?安定の維持、互恵協(xié)力の深化に盡力する自信と決意を具體的に示す。

すでに中國?ASEAN関係は成熟期に入り、中國?ASEAN協(xié)力は追い越し車線に入った。中國?ASEAN自由貿(mào)易圏高度化交渉は間近であり、今後10年間を展望すると、中國とASEANには一層の共同進(jìn)歩を?qū)g現(xiàn)する機(jī)會(huì)が完全にあり、新たな「ダイヤモンドの10年」は目前だ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2013年10月10日