過去8年余りの間に、本地域では様々な自然災害が発生し、地域諸國は互いに支持し合い、共同で警戒し、助け合ってきた。例えば、2008年の四川大地震発生後、ASEAN諸國は中國に惜しみない、心からの援助を行い、中國の政府と國民はこれに心からの感謝を表明した。
ここ數年、中國とASEANは防災?減災分野の協力を加速し続けている。例えば今年、雙方はASEANプラス1の枠組みで防災?減災の國際會議、シンポジウム、緊急対応訓練を行った。中國とASEANは海上協力基金の設立も決定。その重要な內容が防災?減災だ。今年10月、李克強総理はASEAN関連首脳會議出席時に、防災?減災について「中國?ASEAN減災協力行動計畫」の策定、東アジアサミットの枠組みでの各國による海上捜索?救難訓練、地震捜索?救難訓練など、一連の重要な提案を行った。
このほど臺風30號が中國、フィリピン、ベトナムを襲い、多數の死傷者と甚大な物的被害をもたらした。これによってわれわれは、自然災害が地域諸國の直面する共通の試練であり、連攜して対処する必要があるとの認識をさらに深めた。中國側はASEAN諸國と共に、防災?災害救援分野の協力を引き続き強化していく。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月13日