今日は南京大虐殺で犠牲となった同胞を追悼する日だ。76年前、日本軍國主義者は南京でこの世のものとは思えぬ殘虐な大虐殺を行い、中國、アジア、さらには世界の人々に癒しがたい傷の痛みをもたらした。今日にいたるもなお、あの殺戮者達は東京の靖國神社に祀られ、安倍氏とその內閣は崇敬の情を抱き、様々な方法で參拝し、弔っている。(文:孟彥?國防部<國防省>國際伝播局副局長、周勇?同幹事。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
好戦的でみだりに武力を用いる、途方もない大罪を犯したこのような國に対して、國際社會は軍隊を保持せず、交戦権を永遠に放棄するよう強制的に命令したうえ、これを日本の平和憲法に盛り込んだ。だが近年日本は急激に右傾化し、この鉄の制約の打破を急ぎ、「歴史否認」の歪んだ風潮を巻き起こし、「侵略の定義は定まっていない」とわめき立て、懺悔も省察もしないばかりか、反対に軍事力整備と戦爭準備に拍車をかけ、敗戦國體制からの脫卻を企てている。
この1年間、日本はしきりに行動を起こした。軍事予算面では10數年ぶりに大幅な増加を実現し、24兆5000億円という空前の規模にした。軍事配備面では南西諸島?第一列島線での軍事的プレゼンスを強化したうえ、硫黃島などに通信傍受施設、那覇に飛行監視部隊を新設すると発表した。軍事演習面では陸??栅尉劜筷牑虺鰟婴筏啤⒋笠幠¥屎贤x島奪還軍事演習を行った。裝備面では「武器輸出三原則」を一歩一歩突破し、米國の無人機「グローバルホーク」の購入を計畫し、新型兵器?裝備の開発を続けている。甲午海戦(黃海海戦)での清政府の賠償金で建造した軍艦「出雲」は中國侵略戦爭の上海侵攻時の旗艦であり、中國人民の鮮血にまみれている。だが今日、日本は新たな準空母「いずも」を改めて建造し、進水させた……これら1つ1つのどこに、歴史を省察し、教訓を汲み取る姿勢が見られようか?軍國主義復活の動きでないものがあろうか?